職業倫理規約
心理カウンセリング波詩は、文部科学大臣、厚生労働大臣より登録を受けている公認心理師が代表を務める心理カウンセリングオフィスとして、以下の職業倫理を遵守します。
第1原則
相手を傷つけない、傷つけるようなおそれのあることをしない。
※ 人格障害などの影響から来る認知の歪みや偏り、疾患の影響から来る妄想が原因となって上記のように解釈していることが疑われる場合は、これに限りません。その場合は、率直にそれらをお伝えし、適切な機関へリファーすることをご了承ください。
第2原則
十分な教育・訓練によって身につけた専門的な行動の範囲内で、相手の健康と福祉に寄与する。
第3原則
相手を利己的に利用しない。
多重関係を避ける。クライエントとものを売買しない。物々交換や身体的接触を避ける。勧誘を行わない、など。
第4原則
一人ひとりを人間として尊重する。
第5原則
秘密を守る。
限定つきの秘密保持であり、秘密保持には限界がある。本人の承諾なしに心理師がクライエントの秘密をもらす場合は、明確で差し迫った生命の危険があり相手が特定されている場合、そのクライエントのケアに直接かかわっている専門家などに限られる。ただし、いずれの場合も、クライエントの承諾が得られるようにしなければならない。なお、他人に知らせることをクライエント本人が自身の自由意志で強制されることなく許可した場合は守秘義務違反にはならない。
第6原則
インフォームド・コンセントを得、相手の自己決定権を尊重する。
十分に説明した上で本人が合意することのみを行う。相手が拒否することは行わない(強制しない)。
第7原則
すべての人を公平に扱い、社会的な正義と公正・平等の精神を具現する。